初めて釣った魚
祖母の葬儀で宮崎県へ行ってきました。
このばあちゃん、
僕が子供の頃からおばあちゃんでしたが(当たり前ですけど)
大正生まれ、今年で94歳でした。
僕は小中学生の数年間、宮崎に住んでいたことがあります。
ばあちゃんと一緒に住んでいた頃、ゴキブリとか蜘蛛
(でかいのがでるんです!)
などの出現に僕がおびえているとハエたたきを片手にニコニコしながらあっという間に片付けてくれるスーパーばあちゃん
別れんときに大泣きしちょったばあちゃんが忘れられんちゃが
葬儀が終わってばあちゃんをお墓に送る際、懐かしい場所を通りました。
僕が生まれてはじめて魚を釣った小さな川
手づかみで魚を獲った場所
ちなみに僕が初めて釣った獲物は15cmくらいのアブラハヤで、
その地方ではアブラメと呼んでいました。
釣っても決して喜ばれるような魚ではありませんが、
その一尾には大興奮しました、家族中に自慢したりして・・・
ちょうどその川に差し掛かると・・・
見なければ良かったなあ
当時の面影は全くなくなっていて、
そこにあったのは3面護岸のただの排水溝でした。
まあ無理もありません、
あれから30年近く経っています。
葬儀のあと時間があればその他にも思い出の川や池なども見て回りたかったんですが・・・
その時間がなかったのはもしかしたら幸いだったのかもしれません。
いつまでもそのままであってほしい
そこを離れた人間の勝手な願いであるのは
よく分かってはいるのですが・・・
その他の場所は思い出のままにしておいたほうがよさそうです。
ばあちゃんは90年以上の間にきっと
そんげなものをぎょうさん見てこられちょったんやろね~
シワシワ笑顔の裏側でどんげな思いやったっちゃろか?
そんなことを考えながら帰りの宮崎空港でビールを飲んでたら
いつの間にか飲みすぎてしまってベルトサインが消えるまで、
てげ長かったとよ~^^;
それにしても親戚たちの
久しぶりの宮崎弁は何言いよっとか、よう分からん~(笑)
ところで、
今回はJALでの往復でした。
チケットショップで株主優待券が購入できたためで、当日手配でしたが正規運賃より約1万円ほど安価で利用することが出来ました。
羽田→宮崎便はMD-90
別に珍しくもなんともない飛行機ですが初めて乗りました。
エンジンがお尻についた飛行機はB727以来です。
そしてオープンスポットだったためバスでしばらく走ってから階段で飛行機へ搭乗
これもとても懐かしいスタイルでした。
飛行機は搭乗橋より階段で乗り込む方が大きさを感じられていいですね。
そういえば以前よく乗ったB727には機体後部にもタラップが装備されていて、そこから乗り込むのが大好きでした。
その飛行機に乗ってフェニックスの空港に着いたら、
じいちゃんばあちゃんや親戚が迎えにきちょったんやったね。
ばあちゃん
こっちはてげてげやっちょるから心配要らんとよ。
まこちお疲れ様!
関連記事