アクシデント発生 ~3/31丸沼高原スキー場

TanuCORO

2007年04月01日 13:23

この週末は桜が一気に満開の関東地方ですが冬はまだまだ終わりません。
今シーズン10回目のスキーです。

今回はG・Wまで営業している丸沼高原スキー場へ行ってきました。

夜でしたがスキー場へ向かう道々の桜がきれいでした。やっぱり春ですね。


で、スキー場について見ると

寒っ! (暖かさになれた体には・・・)

さて、この日は若干天気が心配でしたが朝はたまに日差しもさす陽気、
コースはいかにもこの季節という感じのカリコリアイスバーンでした。

前回同様、今回もコブコブオンリー、ガツガツ練習開始です。

まずは何本か斜度のゆるいコブを滑った後、上級コース(シルバーコース)に乗り込みます。
予想はしていましたが見事にカチンカチンなコブでした。

そこでやってしまったんです。
嫁、大転倒!
ちょっと転び方がまずかったんですね。

ひざを捻ってしまって立つこともできなくなってしまいました。
コースが急斜面だったため、体勢をちょっと変えようとするだけでズルズル落ちてしまいます。

このとき僕はまだコースの上にいたので救出に向かい、なんとか体を止められる足場のところまで下ろして様子をみますが、何せまともに立つこともできない状態で、この斜面をおりていけるわけもありません。

通りがかった方が心配そうに声をかけてくれたので、お願いしてパトロールを呼んで頂きました。
パトロールの方、迅速にしかも怪我人を安心させる言葉をかけてくれます。こういう対応は本当に感心させられることが多かったですね。

その後毛布でぐるぐる、ロープでぐるぐるにして救助用ボートを使い2人がかりでの搬送です。

搬送前にパトロールの方が僕に、「すみませんが、お連れの方のスキーは運んでくれますか?」

へっ? 
このコブコブ急斜面を他人のスキー板を抱えて降りろと?

無理とも言えずに嫁の板を抱えますが、急斜面で自分の板を履くのも大変です。
どうしたもんかな~と思いましたが、人間、緊急時は力が出るものです。
思い切って行ってみると、意外となんとかなってしまいます。

だんだん調子に乗ってきて、先行しているパトロールの方に見つからないよう、ためしに板を抱えたまま浅いコブも入ってみました。
おー行ける、行ける!

しかし抱えていた板がコブにガツガツぶつかり危ないので自粛しました。
夫婦そろってパトロールに搬出されたら、親類一同の笑いものです。

そんなこんなで救護室まで搬送、ひざの捻挫で後日CTを撮りに行くように言われましたが、ひとまず骨に異常がなくて良かったです。

パトロールの方、パトロールに連絡してくださった方、その他心配して頂いた方々、ちゃんとしたお礼も出来ませんでしたが、あの時は本当に有難うございました。(ココを見ることはないとは思いますが・・・)

5月初旬までスキーに行くつもりでしたが、これにて今シーズンのスキーは終了です。

本当にスキーも釣りもまず無事に帰ってくることが第一だと痛感しました。

かつての2輪GPレーサー、ワイン・ガードナー氏も言っていました。
「安全運転こそが最高のテクニック」 まさしくそのとおりですね!
皆さんもくれぐれもお気をつけ下さい。

さてさて突然のスキーシーズンの終焉

問題は怪我した嫁を残して自分ひとり釣りになど行くことができるのか?ということ
道義的に如何なものかと頭を悩ませるぽかぽかの日曜日昼下がりです。

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