入院7日目(手術4日後)

TanuCORO

2010年04月13日 02:40

痛み止めと言えば座薬・・・

手術からここまでの座薬使用回数は2回、
ちょっと抵抗があって痛みがあってもつい我慢してしまいます。
いや自分で出来れば問題はないんですけど、そこまで身体の自由はきかなくてどうしても看護師さんにお願いすることになっちゃうので・・・

なんとなく看護師さん達の間で
”あいつは座薬を嫌がる!”と思われ始めたような気がしてきました。

毎日毎日、座薬使いますか?と言われて
もごもごとごまかしてたのですが、

この日はとうとう看護師さんに

「座薬使ってでも動いてもらわないと看護師が先生に怒られます!」

(´・ω・`)
ビシッと言われてしょぼーんとお尻を出すおっちゃん・・・


朝の洗面所で一週間先輩の女性と”きのこ”ミーティング(笑)
この日は手術の痛さについてしみじみ語り合い・・・

「この手術の痛さってどうにかならないのかしらねえ~」
「こんなに痛いことが分かっていれば絶対手術は受けなかったですね!」

頷き合いながらそれぞれ病室に戻りました。


ちなみに手術後の経過はというと・・・

僕のそれまでの神経症状は全て右側の肩、肩甲骨、腕全体と痺れ
特に上を向いたときには右腕に電気が走るような症状だったのですが、
それらはすべて無くなってしまいました。
(ただしこのときはまだ上を向くことは完全に出来ませんでしたが)

そのかわり今まではなんともなかった左手の指先に痺れの症状が出現
こういうことは珍しくないようで一週間先輩の女性も同様のことを言っていました。
痺れについては今まで圧迫されていた神経が除圧されたからといってすぐに治るものではないそうで、少し長い目で経過を見る必要があるようです。


日曜日だったこの日は回診もなく、
せっかく座薬を使ったにも関わらず午前中はほとんどベッドで読書^^;

「神々の山嶺(下)」 夢枕獏 (集英社文庫) 読了



昼下がり、嫁が良く冷えたお茶とヨーグルトを持ってきてくれたので、
病棟の屋上へ



ほぼ1週間ぶりの外でしたが、
外の空気があまりにも爽やかだったことに感動してしまいました。
これを知ってしまうと病室に戻るのがちょっと辛い。

仕方ないことですが病棟の中は薬品や諸事情で入浴できない人達やその他の要因による臭気でどうしても空気が澱んでいる感じがします。

・・・もっともその発生源の一部は自分自身だったりするんですけど(笑)


澱んだ病室に戻ってからしばらくまったりと・・・
嫁は昨日差し入れてもらった”ルアマガSALT”をパラパラ読みながらクスクス笑っていました。
この人もすっかり変な人間になっちゃったなあ~と思いながら^^;
僕の方も読書

「葉桜の季節に君を想うということ」 歌野 晶午 (文春文庫)


夕方、行楽帰りの嫁親戚一同がたくさんの甘いもの持参で訪ねてきてくれました。
病院食ばかりだとやはりデザート系の差し入れは大変ありがたいです。
スイーツ保管のためTVカード100度数にて備え付け冷蔵後を初使用。


この日の握力は右46kg、左40kg
まだまだ日々回復しているという実感は全くありませんでしたが、
少しだけ起き上がっていられる時間が長くなってきたような気がしました。

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