2010年03月26日
再発 ~2009年秋
2009年、金木犀が香りだした時期
ある日突然右の首筋、肩、肩甲骨周辺に違和感が・・・
”夕べ寝違えたっけ?”
そんな感じの痛み、そして首が回し難い感覚
病院が苦手な僕はしばらく放置していました。
”痛いけど生活に支障があるほどではない”そう考えて・・・
しかし1週間ほど経っても全く消えない痛みにさすがに我慢の限界を感じてきました。
それに一応僕はこれでも釣り人の端くれなのです。
右腕は全てのタックルを使うときに絶対必要
ただでさえ微妙なキャスト精度が・・・
いやいや釣りだけの問題ではないだろう!と考え直し、
意を決して今度は会社の近所の整形外科を受診することにしました。
今度の病院でも半年前と流れは同じ
あちこちを叩いたり、腕や首を曲げて反応を診たり
そしてその後はお決まりのレントゲン室へ
今回は痛み止めとして”ロキソニン錠”+”胃腸薬”
それにシップの”モーラステープ”を処方されしばらく通院することに・・・
牽引は以前の病院と同じでしたが、今度はそれに加えて温熱療法
仰向けになって首筋にコードの付いた機材をあてます。
そこからキセノン光がある間隔でフラッシュし血行が促進される仕組み
週に3~4日通ってこの療法を行いましたが、症状はどんどん進行して右の首筋、肩から肘、指先まで筋という筋がズキズキ痛み、15分に一度は肘から先が激しい痺れに襲われるようになってしまいました。
家でも仕事中でもこの痛みと痺れに悩まされ
毎日場所を変えては体中にシップを貼って、気がつけばついつい手元に用意したクリーム状の消炎剤を繰り返し塗っていました。
単なる気休めに過ぎないのですが、せめて気だけでも休めたい・・・
リハビリ、痛み止めが全く効かない状況に、先生は別のちょっと大きな病院に行ってMRIを撮るように指示してきました。
詳細なことは普通のX線撮影でははっきりしないようです。
後日撮影されたMRI画像を眺めている先生が初めて病名らしきことを・・・
「頚椎椎間板ヘルニア」
加齢やその他の原因で首の骨と骨をつなぐ椎間板が飛び出し、それが神経を圧迫しているのがこの症状の原因とのこと。
先生は「ブロック注射を試してみましょう!」
星状神経節という部分に麻酔注射することで痛みを遮断するというもの。
その効果はもちろん一時的で根本的な治療とはいえないまでも、何度か繰り返すことによって血行がよくなったりしてある程度症状の緩和が期待できるのだとか・・・
首に注射するこの神経ブロックも最初は恐々としていましたが、なんとか症状が治まってほしいとの思いから週二回サボらず病院へ
ブロック注射をしない日には牽引と温熱も今度は真面目に通いました。
しかしさしたる効果も得られないまま8回目の注射をしたところで
「ブロックは一旦中止して様子をみましょう」そして
「頚椎に詳しい先生に一度診てもらいましょう!」といわれ紹介状を・・・
毎日毎日整形外科から痛む腕をさすりながら電車に揺られる家路、
なんとなく手術が避けられないかもしれないという気配漂う初冬でした。
この10月から年末に掛けては2009年でも一番釣りに行った時期でした。
ちょうど嫁も本格的に釣りをするようになったので、身体は辛くてもある意味一番楽しい時期であったともいえます。
今から考えればよくこんな状態で三浦や水郷まで釣行していたな~^^;
竿を握っている時間は痛みを忘れられる・・・とまではいかなかったのですが、それでもやっぱり釣りしてる時間は気が紛れれました!
往復の運転は痛む腕を揉みながらの苦しい道中でしたが・・・

ある日突然右の首筋、肩、肩甲骨周辺に違和感が・・・
”夕べ寝違えたっけ?”
そんな感じの痛み、そして首が回し難い感覚
病院が苦手な僕はしばらく放置していました。
”痛いけど生活に支障があるほどではない”そう考えて・・・
しかし1週間ほど経っても全く消えない痛みにさすがに我慢の限界を感じてきました。
それに一応僕はこれでも釣り人の端くれなのです。
右腕は全てのタックルを使うときに絶対必要
ただでさえ微妙なキャスト精度が・・・
いやいや釣りだけの問題ではないだろう!と考え直し、
意を決して今度は会社の近所の整形外科を受診することにしました。
今度の病院でも半年前と流れは同じ
あちこちを叩いたり、腕や首を曲げて反応を診たり
そしてその後はお決まりのレントゲン室へ
今回は痛み止めとして”ロキソニン錠”+”胃腸薬”
それにシップの”モーラステープ”を処方されしばらく通院することに・・・
牽引は以前の病院と同じでしたが、今度はそれに加えて温熱療法
仰向けになって首筋にコードの付いた機材をあてます。
そこからキセノン光がある間隔でフラッシュし血行が促進される仕組み
週に3~4日通ってこの療法を行いましたが、症状はどんどん進行して右の首筋、肩から肘、指先まで筋という筋がズキズキ痛み、15分に一度は肘から先が激しい痺れに襲われるようになってしまいました。
家でも仕事中でもこの痛みと痺れに悩まされ
毎日場所を変えては体中にシップを貼って、気がつけばついつい手元に用意したクリーム状の消炎剤を繰り返し塗っていました。
単なる気休めに過ぎないのですが、せめて気だけでも休めたい・・・
リハビリ、痛み止めが全く効かない状況に、先生は別のちょっと大きな病院に行ってMRIを撮るように指示してきました。
詳細なことは普通のX線撮影でははっきりしないようです。
後日撮影されたMRI画像を眺めている先生が初めて病名らしきことを・・・
「頚椎椎間板ヘルニア」
加齢やその他の原因で首の骨と骨をつなぐ椎間板が飛び出し、それが神経を圧迫しているのがこの症状の原因とのこと。
先生は「ブロック注射を試してみましょう!」
星状神経節という部分に麻酔注射することで痛みを遮断するというもの。
その効果はもちろん一時的で根本的な治療とはいえないまでも、何度か繰り返すことによって血行がよくなったりしてある程度症状の緩和が期待できるのだとか・・・
首に注射するこの神経ブロックも最初は恐々としていましたが、なんとか症状が治まってほしいとの思いから週二回サボらず病院へ
ブロック注射をしない日には牽引と温熱も今度は真面目に通いました。
しかしさしたる効果も得られないまま8回目の注射をしたところで
「ブロックは一旦中止して様子をみましょう」そして
「頚椎に詳しい先生に一度診てもらいましょう!」といわれ紹介状を・・・
毎日毎日整形外科から痛む腕をさすりながら電車に揺られる家路、
なんとなく手術が避けられないかもしれないという気配漂う初冬でした。
この10月から年末に掛けては2009年でも一番釣りに行った時期でした。
ちょうど嫁も本格的に釣りをするようになったので、身体は辛くてもある意味一番楽しい時期であったともいえます。
今から考えればよくこんな状態で三浦や水郷まで釣行していたな~^^;
竿を握っている時間は痛みを忘れられる・・・とまではいかなかったのですが、それでもやっぱり釣りしてる時間は気が紛れれました!
往復の運転は痛む腕を揉みながらの苦しい道中でしたが・・・

2010年03月25日
発症 ~2009年春
約40年、大きな病気やケガとは無縁だった僕が
(バイク事故で救急車搬送されたことはありましたが・・・)
初めての入院、(大きな)手術を経験することになってしまいました。
闘病記というほどの大げさな病気ではありませんが
あくまでも自分用の日記として
そして手術前の自分自身がそうだったように
もしかしたら少しでも参考になる方がいるかもしれない
そう思って入院メモを残すことにしました。
尚、手術法や病院名、医師名などの具体的な言及はしないよう心掛けるつもりですが、何か気になることがありましたらメール等頂ければ分かる範囲でお答えしたいと思います。
2009年、桜がそろそろ見頃になろうかという時期
ある日突然右手人差し指に違和感が・・・
”何日か前にドアに指でも挟んだっけ?”
そんな感じの痺れ、そして指先が鈍くなるような感覚
病院が苦手な僕はしばらく放置していました。
”特に生活に支障がある訳でもない”そう考えて・・・
しかし2週間ほど経っても全く消えない症状にさすがに気味悪さを覚え始めました。
それに一応僕はこれでも釣り人の端くれなのです。
右手の人差し指はスピニングタックルを使うときのトリガー
ただでさえ微妙なキャスト精度がこれ以上落ちたりスピニングリールそのものが使えなくなっては困ります。
意を決して近所の整形外科を受診することにしました。
先生は一通り身体のあちこちをハンマーのようなもので叩いたり、腕や首を色々な方向に曲げて反応を診ていきます。
そしてそのままレントゲン室へ連れていかれ3~4回角度と態勢を変えて撮影、撮っているのは首のみ。
なんで指先の痺れなのに指には指一本触れないで首ばかり診ているのか不思議に思っていました。
X線写真をみて先生
「ちょっと頚椎(首の骨と骨)の間がつまっているように見えますね。」
「しばらく首を牽引して様子をみてみましょう。」
変な器械の前に座らされ
あごの下にベルトのようなものをかけられてスイッチON!
10kgの加重で首が上に引張られるのと緩まるの繰り返し
椅子に座って首を約10分、首を吊られている姿はちょっと奇妙な感じ^^;
しばらく通うように言われ薬が処方されました。
「痛み止め ・・・と言うかビタミン剤なんですけどね」と先生。
結局この牽引療法、その後は1~2回通ったのみ。
特に病院に問題があった訳でもなかったのですが実は病院の場所に問題ありで、平日の会社帰りだと診療時間内に間に合わなかったのです。
病院をサボり続け、そしてそろそろ夏を迎えるという頃
いつしか右手の痺れは治まっていました。
・・・そういえばスピニングのキャスト精度
夏になっても治っていませんでした。こっちは不治の病か?(笑)
(バイク事故で救急車搬送されたことはありましたが・・・)
初めての入院、(大きな)手術を経験することになってしまいました。
闘病記というほどの大げさな病気ではありませんが
あくまでも自分用の日記として
そして手術前の自分自身がそうだったように
もしかしたら少しでも参考になる方がいるかもしれない
そう思って入院メモを残すことにしました。
尚、手術法や病院名、医師名などの具体的な言及はしないよう心掛けるつもりですが、何か気になることがありましたらメール等頂ければ分かる範囲でお答えしたいと思います。
2009年、桜がそろそろ見頃になろうかという時期
ある日突然右手人差し指に違和感が・・・
”何日か前にドアに指でも挟んだっけ?”
そんな感じの痺れ、そして指先が鈍くなるような感覚
病院が苦手な僕はしばらく放置していました。
”特に生活に支障がある訳でもない”そう考えて・・・
しかし2週間ほど経っても全く消えない症状にさすがに気味悪さを覚え始めました。
それに一応僕はこれでも釣り人の端くれなのです。
右手の人差し指はスピニングタックルを使うときのトリガー
ただでさえ微妙なキャスト精度がこれ以上落ちたりスピニングリールそのものが使えなくなっては困ります。
意を決して近所の整形外科を受診することにしました。
先生は一通り身体のあちこちをハンマーのようなもので叩いたり、腕や首を色々な方向に曲げて反応を診ていきます。
そしてそのままレントゲン室へ連れていかれ3~4回角度と態勢を変えて撮影、撮っているのは首のみ。
なんで指先の痺れなのに指には指一本触れないで首ばかり診ているのか不思議に思っていました。
X線写真をみて先生
「ちょっと頚椎(首の骨と骨)の間がつまっているように見えますね。」
「しばらく首を牽引して様子をみてみましょう。」
変な器械の前に座らされ
あごの下にベルトのようなものをかけられてスイッチON!
10kgの加重で首が上に引張られるのと緩まるの繰り返し
椅子に座って首を約10分、首を吊られている姿はちょっと奇妙な感じ^^;
しばらく通うように言われ薬が処方されました。
「痛み止め ・・・と言うかビタミン剤なんですけどね」と先生。
結局この牽引療法、その後は1~2回通ったのみ。
特に病院に問題があった訳でもなかったのですが実は病院の場所に問題ありで、平日の会社帰りだと診療時間内に間に合わなかったのです。
病院をサボり続け、そしてそろそろ夏を迎えるという頃
いつしか右手の痺れは治まっていました。
・・・そういえばスピニングのキャスト精度
夏になっても治っていませんでした。こっちは不治の病か?(笑)