2013年09月22日
First Alps 白馬岳
Kittyさんアルプス初挑戦
八方尾根、栂池高原、白馬エリアでのスキーでいつも背後にそびえていたあの山
白馬(しろうま)岳への登山は2013年の目標の一つとしていましたが、
なかなかスケジュールと天気のタイミングがあわずにいつしか季節は初秋、そしてようやく…
それにしても
白馬村・白馬駅・白馬岳は良いとして、白馬大雪渓・白馬山荘・白馬頂上宿舎・白馬大池…
どっちが「はくば」でどっちが「しろうま」?
今回歩くルートは猿倉-白馬大雪渓-白馬岳(山小屋宿泊)-栂池自然園(ゴンドラ下山)
9月20日
猿倉荘より出発
スタート地点の標高は1250mなのでこの日歩く標高差は約1600m ちょっとビビる
平日でもたくさんの人が歩いています。
1時間ほど歩いて、
大雪渓の入口
「白馬尻小屋」に到着 標高1560m
ここは「はくばしりごや」で良いのかな? (・_・;)
いよいよ雪渓の取り付き
が、
状態が悪くて雪上には降りられず
雪渓脇の岩礫をしばらく這いつくばってようやく雪渓上に出られたのは
この十数メートルほどの横断のみ
まだまだひたすら続く雪渓、じゃなくて石渓
気合を入れて
と言いたいところですが、
真夏のような暑さとごろごろ石の歩きにくさで想像以上に消耗
昼食
日陰で休みたいところではありますが、谷一帯にひっきりなしに響き渡る落石音
谷の真ん中の見通しがよいところで …しかもカップラーメン(-_-;)
ザックの中の軽アイゼンはただの重しとなったまま
とうとう雪渓最上部へ到達(-_-;)
道は若干アクロバティックに
何時間も掛けて歩いた雪渓を振り返って
もしスキーで下ることができたら雪渓入り口のケルンまで2~3分 …くらいかな
杓子岳も間近に迫り、大絶景なのですが…
このころには二人とも消耗しきってしまい、何度も休憩しながらの前進
さすがにいつもの山とは違う感じです。
このあたりが花畑なのかな?
さすがに9月も中旬を過ぎると淋しい感じ
ラストスパート
白馬岳頂上宿舎を超えて
雪田ごしに見えてきたのが本日の目的地
白馬山荘
すぐ近くに見えているのに、
これがなかなか辿り着かない(・_・;)
ようやく
チェックインして
部屋は8畳ほどで繁忙期は何組も相部屋になるのでしょうが、
平日だったこの日は貸切にて使わせてもらえました。
ただちょっと寒かったなあ…贅沢言えませんが
白馬岳の山頂まで
残すところあとこれだけの距離ですが…
・・・(本日中の)登頂断念
剱岳とその後ろ遥か向こうに見えているのは白山(だと思う)
コーラのペットボトル500ml(¥500)一気飲みがたたったのか、
そのまま体調不良で震える夜を過ごしたのでした(-_-;)
2013年08月18日
夏山3 入笠山
8月16日 お盆休み3山目
本当は北アルプスを考えていたのですが前日の局地的豪雨のため
長野県富士見の入笠山に変更
富士見パノラマリゾートのゴンドラを使うのが手っ取り早い登り方ですが、
例によって無意味に前日入り、超気合いが入った我々は
人気のない沢入登山口からスタート
もやもやっとガスって蒸し暑い登山道
歩くこと1時間弱、
動物除けの引き戸をくぐる頃にはすっかり真夏の陽射し
入笠湿原に到着
ゴンドラ運転前だったため湿原ほぼ独占状態
こういうところの山荘も大変気になるところ、
夜の静けさと星空は一度経験してみたい気がします。
花畑を横目に
ちょっとだけ鎖場があったりしますが
と言ってもほんとにちょっと、鎖長1mくらい
360°視界が開けた広い
標高1955m
入笠山 山頂
霞んでしまいましたが、南・北・中央アルプス、八ヶ岳が見渡せ …るのかな?
首切登山口方面へ下山
道は何も問題ないですが名前がちょっと …(||||゚ _ ゚ ;)
先ほどよりスケールが大きい大阿原湿原を回って
冬はゲレンデになるゴンドラ駅周辺
ルバーブソフト
下山後、
また意味もなく一泊して連ボーを食らってしまい…(-_-;)
冬にも登ってみたい山です…
2013年08月15日
夏山2 霧ヶ峰・美ヶ原
8月12日
赤岳登山後から霧ヶ峰に移動しての車中泊明け…
真夏の車中泊にはうってつけの高原
この日は
車山の気象レーダー
標高 1925m
車山(霧ヶ峰) 山頂
…といっても、登り始めの標高がすでに1800mくらいなので
1時間も掛からないお気軽トレッキング
前日登った八ヶ岳方面
360°の展望があって気持ちの良いところです。
ただ陽が登るとやっぱり暑い!
スキー場のゲレンデを下っていき
車山湿原へ
歩きはじめの場所に戻って
ころぼっくるひゅって
湿原に開けた屋外のテーブルで
この雰囲気だけで
真夏でもホットコーヒー注文してしまう訳です。
いったんクルマに戻り1時間ほどの移動
美ヶ原方面へ
みんな何を目指して歩いているのか実のところ良く分かってなかったのですが、
とにかく歩いて…
遠くに見えるこの基地みたいなのが一種異様で、そしてカッコイイ!
で、結局
往復で6kmあるらしいのですが、行ってみることに
道中のお供、赤トンボくん
15分も一緒に付き合ってくれて…
おかげで15分間手がおろせませんでしたが^^;
王ヶ頭ホテル のレストランで
このソフトクリームは本当に素晴らしかった!!
真夏の日差しでも、標高は2000m以上
吹いてくる風は爽やかです。
でも、
埃っぽい3kmの帰り道が待っております(-_-;)
道の駅 美ヶ原高原美術館で昼寝して
もうすっかり家に帰ることを忘れている夏の夕暮れでした。
2013年08月14日
夏山1 八ヶ岳
8月11日 八ヶ岳・赤岳 日帰り …その日には家に帰ってないけど
深夜の登山口アプローチまでの林道、
我が家のクルマではかなりきわどかったですが(一度だけ腹こすった(・_・;))
美濃戸口から美濃戸までの歩き1時間分(往復2時間分)削るためになんとか走破
朝6時 美濃戸山荘近くの駐車場から南沢方面へ向け出発
途中、きのこでパワーアップしながら…
樹林帯を抜けると
今度はしばらく枯れ沢
2時間半ほどで
行者小屋に到着
この時点ですでに若干の達成感^^;
さらに生ビーの誘惑に後ろ髪ひかれつつ
そしてなぜ示し合わせたようにテントが色とりどりになるのだろうか?
と疑問に思いながら文三郎尾根へ
ここからは急な階段が増えてきます
ずるずるスリップして
地味な難所
さらに高度をあげると次第に視界が開けてきて
稜線へ到着
中岳、阿弥陀岳方向の展望
こちらの稜線歩きもやってみたいところですが、
今日は赤岳
鎖場出現
少年が泣きながら下ってきましたが、
頸椎おじさんも暑さで泣きそうになりながらの岩場登り
標高2899m
赤岳 山頂
お昼は頂上小屋
の近くで
下山は地蔵尾根、赤岳展望荘方面へ
地蔵尾根も鎖場と急な階段が続く道
行者小屋に到着
この時点でかなりの達成感^^;
さらに生ビーの誘惑に負けそうになりましたが…
じつは
下山はここからが長いという事実
もちろんこのまま帰るわけはなく、
立ち寄り温泉、その後霧ヶ峰方面にて車中泊
夏山その2へ
2013年07月08日
7月 富士山
7月初旬 いつも見上げていたあそこを踏んづけに…
■DAY1 7月6日(土)
金曜日の夜、仕事から帰宅して…
天気が微妙な上、気持ち的な準備は十分とはいえないまま
今年中には登るつもりでいた富士山、起点の富士宮口5合目へやや衝動的な出発
深夜の5合目で寝ている間、
強風と時折クルマの屋根に叩きつける雨音が気になりましたが…
明けても空模様が好転しないため、この日の登山は断念
ただこんな天候でも元気に登る人達は結構いるのにはちょっと驚きでした。
仕方なく山を下って御殿場のアウトレット、
そのあと立ち寄り湯で時間をつぶしてから夕方再び5合目へ
上がって来るときは時折雨が強く降っていましたが5合目は思いのほか穏やか
そしてご来光はとくに目的としていなかったため、翌朝まで高度順応を兼ね車中泊
■DAY2 7月7日(日)
強風は相変わらずでしたが天気はまずまず
ただ上を見上げると、
なんとなく前途は多難…
今回の富士登山
ルートは富士宮口、標高2400mからのスタート
6合目
このあたりは全く穏やかな登山でしたが
標高を上げていくと
徐々に白一色、そしてところどころに残雪
3000mを超えて
下界が見渡せたのはこのあたりまで
雨は降ってませんが霧が強風により叩きつけられて
ほとんどの人達がレイン装備に
ここからは
霧の爆風に耐えながら…
防寒対策はまあ万全 …でもグローブでぬかった
釣り用の穴あきグローブ(-_-;)
カメラはしずくが垂れるほど濡れてしまってAFはまったくの役立たず
そもそもカメラを構えている余裕はないのですが…
そして、
標高 3715m …くらい?
富士山 (一応の)山頂
もちろんここまで来たからには3776mの剣ヶ峰まで行くつもりでしたが、
爆風のために断念
下山後、話をした総合指導センターの方によるとこの日の山頂風速は
30~35m/sだったとのこと
まあ、あきらめやすい天候ではあります(;_:)
まだOPEN前の山小屋に身を寄せ
ドライフルーツを少しだけ齧ってからろくに休憩もとらずすぐさま来た道を下山開始
せっかくの山頂ですが、1秒でも早く立ち去りたい…
下り始めて数十分でようやく人心地
さっきまで指先がかじかんでいたのに今度は熱中症か、という陽気
そして富士山の下りはただただ長くてキツくて辛い!
しずくが垂れていたカメラ「D40」もついに動かなくなって…
登り始めてから約9時間で5合目に帰還
しばらくするとD40も復活
5合目から見上げると
相変わらず上は荒れているのか
と、思ったら…
数分でここまで変わるかな~
やっぱり富士山はいい!
見上げている分には …ですけど(・_・;)