2013年06月03日
6月 瑞牆山
6月1日
山梨県北杜市 奥秩父 瑞牆山(みずがきやま)
”牆” って読めない… (・_・;)
山容
仙人が出てきそうな…
休日ハイカーには少し近寄りがたいような雰囲気の岩の山です。
若干マイナールートなのか?
予想外に空いていたみずがき山自然公園の駐車場を起点とし、
不動滝を経て山頂へ至るルートを予定して登山開始
…だったのですが
駐車場からどちらに行けば登山道があるのかがさっぱり分からず
尾行するほど人もいなくて…
こんなところから地図見て悩んでたら…(-_-;)
しばらく歩いていくと「不動滝」の表示があったので一安心
下の黄色い看板さえなければ …

ちょっと不安になるくらい人気がないですが、
幸いなことに熊気もなく穏やかな序盤
道は徐々に険しくなり
ほぼコースタイム通り、不動滝へ到着
なかなか壮大な滝です。
何箇所か木を渡した橋を通りましたが、
ここだけはどうしても渡ることが出来なかったアンバランス嫁殿、
先回りしてトレッキングポールを使ってレスキュー
渡渉もあるルート
これも嫁の苦手分野…
この山のルート上にはいくつもの超巨大な岩が存在していて
そのどれもが転がらないように”つっかえ棒”してあり安心です

道はさらに険しさを増し、
ときには道を見失いながらも
やがて、瑞牆山荘方面からの登山道と合流して急に賑やかになります。
人が多いのはやっぱり安心できるのですが、
頂上直下のロープ・はしご場では渋滞が発生
そしてそれを超えると
標高2230m
瑞牆山 山頂
いまいちさえない空模様ですが、山頂からの眺望
大ヤスリ岩
向こうにそびえるのは金峰山
プランを練っていた時には1日であちらも登ってしまおうとも思っていたのですが…
行かなくて本当に良かったと思ってます^^;
山頂でゆっくりランチタイム…
などするような場所はまったくなく

タッチアンドゴーで下山開始
昼を食べ損ねていたので、登山道のすぐわきで
若干視線が痛いですが、休憩も絶対必要な訳で…
超巨大な岩(つっかえ棒完備)を過ぎ
登り返しを幾度か過ぎて
ようやく山頂が見えるようになったころ
富士見平小屋に到着
ここからは楽な道でみずがき自然公園に向かう
…はずだったのですが
注意しながら歩いていたつもりだったのに、
どうやら分岐点を見逃してしまったようで現在位置をロスト…

とは言っても道のないところに迷い込んだ訳でもなく
ここはやむなく確実に下っていくことができる瑞牆山荘方面へ
無事に瑞牆山荘到着、そして
REBORN!
が、しかし
本来戻るべき場所はみずがき自然公園
最後の3km歩きはきつかった~(-_-;)
ここに戻ってホントの下山
このあとは八ヶ岳アウトレットに寄ったり、温泉に浸かったり…
例によって特に必要もない車中泊の夜
翌日、
河口湖、大石公園からの富士山
ホントは精進湖へ行って一振りするつもりだったのに
うっかり河口湖に出ちゃって …(-_-;)
なんとなく道が違っている週末でした。
2013年05月26日
5月の渓谷
5月25日
山梨の笛吹川源流部 西沢渓谷
1年で一番爽やかな季節、しかも快晴
この日はどこかのピークまで登るのではなく、
約10kmの渓谷トレッキングです。
まるで清涼飲料水 …としか思えない青い川
途中何人かサンダル履きの人を見かけましたが…
登山的な部分もそこそこあったりします。
渓谷にサンダル履きは警告! …

こんなところまでカヤック担いでくるのも大変だと思いますが…
滝壺で一通りギャラリーを沸かせた後、流れに
そのまま下っていけるような川 …だったかな?
今回のハイライト
七つ釜五段の滝
水の流れのすぐそばで昼ごはん
爽やかなんですが、ずっといると正直なところだんだん水音がうるさくも…^^;
折り返し地点
昔、木材の運びだしに使われていたトロッコの軌道跡が残る歩きやすい遊歩道で下山
ここからだったらサンダルでも問題なさそうです。
……
操作ミスでトロッコと一緒に沢に転落したという人の名前が付いた場所
他にもそんなところがありましたが、
こんなところからトロッコもろとも沢に落ちて負傷くらいで済む …かな?
遊歩道終盤
近道案内出現
歩きにくそうだし、誰も行かないのでちょっと尻ごみしていたら
5番(推定)アイアンをトレッキングポール替わりに手にした陽気すぎるおっちゃんが登場
あっという間にこの道を駆け下りていってしまい…
ということで後をついていくとまあまあ歩きやすいショートカット、
麓に着くと5番おっちゃんが誇らしげに休憩中^^;
駐車場近くで草餅などを購入していると
5番おっちゃんが手を振りながらクルマで去っていきました。
まさかの他県ナンバー…
てっきり地元のおっちゃんの散歩かと思ってた

西沢渓谷、
紅葉シーズンも一見の価値がありそうです。
2013年05月19日
茨城のツインピークス
5月18日
お天気いまいち、どんよりとした空でしたが茨城は筑波山へ
出発前に
狛犬と格闘中?
御幸ヶ原コースより登山開始
ケーブルカー山頂駅までのコースタイムは90分
陽ざしはなくても結構蒸し暑くて大変
30分ほどで、
ケーブルカー軌道脇に合流
これに乗ったら8分だとか…
ケーブルカーの10倍超の時間を掛けて
標高800m 御幸ヶ原
まずは男体山へ
標高871m
男体山 山頂
一度御幸ヶ原に戻り、登ったばかりの男体山を振り返ると
ガスがとれ、青空がのぞいてきました。
続いて女体山へ
標高877m
女体山 山頂
霞んでいて眺望はもうひとつ、
それでもせっかく登ってきたからにはしばらく眺めていたい
…のですが
この混雑ぶりがそれを許してくれません…
滞在は数分が限界(-_-;)
さきほど登った男体山
標高はこちらが6m高いのですが、なんとなくあちらの方が高く見えるような…
山頂、タッチアンドゴーで
白雲橋コースからつつじヶ丘へ向かって下山開始
こちらも大混雑ですれ違いに一苦労
ロープウェイ越しに見える山頂にはたくさんの人…
どうすればそうなるのか、
という不思議な岩達を時にはくぐり抜けながら
本当につつじで溢れているつつじヶ丘まで下山
そしてそこは
昭和の色濃く漂う、パラダイス
東北新幹線でGO!
これに乗っていたら6分だとか…

そして最後は緩やかな迎場コースで
とりあえずのゴール
(実は駐車場までまだ結構歩きます…)
神社の境内ではガマの油の口上
麓までくるとすっかり晴れていて筑波山の山容が見渡せます。
標高のイメージよりずっと登り応えがあってさすが百名山といった感じ、なかなか良かったです。
帰りがけに巨大ショッピングモールを冷やかしたりして
水郷のこの地で一振りもしなかったのはやっぱり少々心残り …だったかな
2013年05月14日
GW大菩薩嶺
5月3日 GW後半


ちょっと出遅れ、朝の中央道
小仏トンネル前後って、
何かタイヤが転がらないような謎のビームでも発しているんじゃないかと…
ここでの渋滞はどうしても理解不能です^^;
中央道勝沼ICで下り、秩父方面へ
登山口と駐車場に迷ってどんどんクルマで山道を登り
もしかして遠くに見えている南アルプスと同じ高さ?というくらい登ったところでようやく
標高とともに気温急降下
不意に開けた場所
上日川(かみにっかわ)峠へ到着

この日はここが起点となり山歩きを開始
歩き始めて30分くらいで

福ちゃん荘到着
この日は巣鴨学園の強歩大会というものが開催されていたようで
決して安いとは言えない、山小屋の商品が飛ぶように売れていました。
またしばらく、整備された登山道を

途中、少しだけ見えた富士山

視界が急に開けて



大菩薩峠に到着
同じ高さ、は言いすぎですが…

南アルプスと甲府盆地が一望
ここからは稜線歩き


少しだけ岩場もありますが

特に問題のない道、
しかし稜線の風は冷たく、インナーダウンを着込むほど…
振り返った大菩薩峠



すっかり登頂気分ですが…
実際のピークは残雪でぬかるんだ道をさらに進み

標高2057m
大菩薩嶺 山頂

眺望はなく、
あまり登頂気分には浸れないですが、風がさえぎられて穏やかな場所です。

昼食後、下山
上日川峠の駐車場であり得ないほど爆睡したあと
クルマで山を下り麓の”大菩薩の湯”へ

天候が急変し、
雹が降ってきましたが

汗を流した頃にはすっかり回復
その後、全く意味もなく自宅とは逆方向へ

最近、旅のために車中泊しているというよりは
車中泊するために出歩いているような・・・
で、
結局車中泊^^;

宿泊は道の駅「とよとみ」

こういう景色が普通なところが凄いです。
この辺りに来るといつも立ち寄るポイントをおさえて



せっかくなので勝沼ぶどう郷駅ちかくの大日影トンネル
使われなくなった線路がそのまま残された遊歩道へ


片道およそ30分…


しかも…

変な生き物が横切った気がしたので引き替えし(笑)




途中、小仏トンネルの怪光線に少々引き寄せられながらも
ほぼ渋滞なしで夕方帰宅
車中泊も決して無駄ではない …かな?

ちょっと出遅れ、朝の中央道
小仏トンネル前後って、
何かタイヤが転がらないような謎のビームでも発しているんじゃないかと…
ここでの渋滞はどうしても理解不能です^^;
中央道勝沼ICで下り、秩父方面へ
登山口と駐車場に迷ってどんどんクルマで山道を登り
もしかして遠くに見えている南アルプスと同じ高さ?というくらい登ったところでようやく
標高とともに気温急降下
不意に開けた場所
上日川(かみにっかわ)峠へ到着
この日はここが起点となり山歩きを開始
歩き始めて30分くらいで
福ちゃん荘到着
この日は巣鴨学園の強歩大会というものが開催されていたようで
決して安いとは言えない、山小屋の商品が飛ぶように売れていました。
またしばらく、整備された登山道を
途中、少しだけ見えた富士山
視界が急に開けて
大菩薩峠に到着
同じ高さ、は言いすぎですが…
南アルプスと甲府盆地が一望
ここからは稜線歩き
少しだけ岩場もありますが
特に問題のない道、
しかし稜線の風は冷たく、インナーダウンを着込むほど…
振り返った大菩薩峠
すっかり登頂気分ですが…
実際のピークは残雪でぬかるんだ道をさらに進み
標高2057m
大菩薩嶺 山頂
眺望はなく、
あまり登頂気分には浸れないですが、風がさえぎられて穏やかな場所です。
昼食後、下山
上日川峠の駐車場であり得ないほど爆睡したあと
クルマで山を下り麓の”大菩薩の湯”へ
天候が急変し、
雹が降ってきましたが
汗を流した頃にはすっかり回復
その後、全く意味もなく自宅とは逆方向へ
最近、旅のために車中泊しているというよりは
車中泊するために出歩いているような・・・
で、
結局車中泊^^;
宿泊は道の駅「とよとみ」
こういう景色が普通なところが凄いです。
この辺りに来るといつも立ち寄るポイントをおさえて
せっかくなので勝沼ぶどう郷駅ちかくの大日影トンネル
使われなくなった線路がそのまま残された遊歩道へ
片道およそ30分…
しかも…
変な生き物が横切った気がしたので引き替えし(笑)
途中、小仏トンネルの怪光線に少々引き寄せられながらも
ほぼ渋滞なしで夕方帰宅
車中泊も決して無駄ではない …かな?
2013年05月01日
房総 鋸山トレッキング
ラピュタのロボット兵が出てきそうな空間…
4月27日 GW初日
翌日に休日出勤を控えているので日帰りトレッキング
まずは足慣らし、靴慣らしで海辺から
うっすら富士山
いつもを素通りしていた
内房、鋸山を目指しました。
起点の浜金谷駅
何通りかのルートがあるようですが下調べ不足
適当に”車力道”と書いてある登山道を選んでみました。
”ヒカリモ”
光を反射する藻類だそうです
車力道(しゃりきみち)
かつて切り出した石を運ぶのに使われた道とのこと
とても何かを運ぶような道には見えませんでしたが…
鋸山独特の風景が近づいて
最後の階段はかなり急
そして
標高 329.5m
鋸山 山頂 …より若干低い展望台到着
山頂はあまり見どころがないようなので割愛(・_・;)
標高は300mそこそこですが、
歩き出しがほぼ海抜0mからということもあって結構な高度感
千葉県では12番目の高峰になるそうです。
すこし下って石切り場へ
山の中の不思議な空間
石を切り出して賑わっていた頃はどんな感じだったでしょうか…
またしばらく歩いて、
600円/人 払わないと見られないものがそこに…
百尺観音
確かに30mはありそう…
ここからはロープウェイやクルマで上がってきた人達が合流するので
急に観光地へと変貌します。
見上げるとよくパンフレットで見るアレが
”地獄のぞき”
そこまで上がってみると
確かにスリリングな感じもしますが、
上に立ってしまうと特になんということも…
そして渋滞中^^;
見下ろすとこんな感じです。
日本寺の散策
朝から歩いているのでちょっと階段の上り下りがきつくなってきて、
そしてもうひとつ、かなりきつくなってきたことが…
日本寺 大仏
高さ31mで日本一の大きさだそうですが、いまいち知名度が…
そしてようやくここで
大仏様よりもありがたかい
WC
朝からまったくトイレが見当たらなくて…
出発地点とは一駅隣の保田駅へ
30分に1本くらいかな …と予想していましたが、
特急を除くと2時間に3本くらい?
なんとなく焦って歩いてきましたが、軽く40分以上待つことに…
でもまあ
駅でぼんやり過ごすのも悪くないです。
それから特急ではない電車で浜金谷へもどり
今まで何十回も通り過ぎていたのに
身近すぎてこんなに面白い山だとは知りませんでした。
たまには釣竿を置いて出掛けよう!
…ただトイレだけは要注意
と、ここで終わってしまうわけにはやはりいかなくて
夕暮れ間近の佐久間ダムに急行し
登山靴フィッシング
チビっこですけど、
これで本当にやり残しのない1日が完結!
やっぱり竿は必ず積んでいこ…^^;