2010年05月27日
入院13日目(手術10日後)
僕が2週間暮らした病室は大部屋(7人収容中^^;)、
最初はこのプライバシーも何もないこの大部屋が嫌で嫌で・・・
何せ体温からトイレの回数から痛みの程度からご飯を残したかどうかまで
病室中に丸聞こえ・・・
座薬を入れられる場面もT字帯を逆さまに付けてしまい慌てて直してもらう時もカーテン越しの実況中継をされてしまいます^^;
嫁に差額ベッド代をお願いして少人数の部屋に移るかどうか、
ちょっと迷った時期もありました。
しかし結局、大部屋で良かったと思えるようになって来ました。
嫌でも聞こえてしまうそれぞれのベッドからの悲喜こもごもな境遇、
ちょっとしたことで2ヶ月以上の寝たきりを強いられてしまう急患さん、
些細なことで怒ったり謝ったりする方、
信念を持って手術を断り続ける方、
良くも悪くも色々考えさせられる機会となりました。
それにちょっと癖の強いおっちゃん達ばかりでしたが、
みんな出口の見えない闘病生活を必死に乗り越えようとしているわけで、多少気難しくなるのは仕方ないことかもしれません。
それは自分自身が同じように不自由な身体になってはじめて理解できたことです。
治るためにはプライバシーだの座薬拒否だのしている余裕はなく、
そのうちお尻だって簡単に差し出すようになってしまいます(*^_^*)
・・・にしても大部屋のいびきはちょっと凄かった。
いや僕も人のことは言えない可能性大ですが、24時間営業の地響き(笑)
せめて昼か夜かのどちらかだけにしてくれ~と切に願う日々でした^^;
入院最後の朝食を終え洗面所にて
きのこ先輩とご挨拶
「先輩に追いつきましたよ~!!」
きのこ先輩もこの日退院することになっていました。
退院日が追いついたことにちょっと得意げになってみたりしましたが・・・
きのこ先輩:
「何だかまだ首に何か入ってるみたいね!」と軽く一蹴
さすがは先輩です。
ぎこちない動き方の僕が無理をしているのはお見通しで、
1週間先行している先輩に本当の意味で追いつくのはまだまだ先。
そんなやりとりをしていると看護師さんが登場
「くび・くびコンビさん!!」
夜勤明けなのにいつも明るい看護師さん
手術前に迷いなく僕の頭をきのこに仕立てた張本人です。
「やっぱり早く家に帰りたい?」
そんな風に言われてしまうと妙に寂しくなって返事に詰まりますが、
それはやっぱり退院できるからこそで・・・
「元気でね!」
「何かあったら来ますのでそのときはまた面倒見てください!」
と言いかけてやっぱり縁起でもないので自粛
身支度を整えたところに義父と嫁がクルマで迎えに来てくれました。
ちょうど回診前の時間だったことや、洗面器の水をひっくり返したりする看護師さん(笑)がいたりしていつにもまして大忙しの朝、
お世話になった挨拶もろくにすることが出来ず、最後の最後にきのこ先輩にお別れが言えず少々後ろ髪引かれるドタバタ退院でした。
これで初めての入院生活は終了
まだまだ術後の痛みをずっしりと首と両肩に抱え、
右手から左手に引っ越してしまった指先の痺れも残ったままの退院でしたが、どうにか2週間の病院暮らしを乗り越えられました。
この後、きのこ頭をニット帽で隠し地下街を歩いてみましたが
久々の街中は人が多すぎて・・・
当然周りの人々は僕が手術したばかりなどとは知らないわけで、
ぶつかるんじゃないかと必要以上に気になります。
そして帰宅、
自宅はやっぱり最高です。
人目を気にすることはなく、なに不自由なく過せます。
いびきの発生源は自分だけです^^;
自宅に戻った直後、
嫁がすぐに外出してしまい独りきりとなってしまったのですが・・・
これがとても心細い!
あの嫌だった大部屋でのわがままおっちゃんとそれをたしなめる看護師さんとのやり取りが妙に懐かしく感じてしまいました。
そんなわけで・・・
僕の迷いもクビもバッサリと斬ってくれた先生
個性豊かで気難しいおっちゃんを軽くあしらう看護師さん達
貴重な休日の時間を割いて見舞ってくれた方々
手術・入院のことを完璧に忘れていた^^;実家一同
心配のメールしてくれた方々
そして、
雨の日も季節はずれの吹雪の日も一日も欠かさず病院に通ってくれた嫁
本当に感謝です。
最後にこの入院日記を見て下さった同じ症状の方
メールを下さった方
辛い病状を抱え不安と迷いの毎日かと思います。
アドバイスできるようなことは何もありませんが、
くび仲間として心より応援申し上げます。
苦しんだ分はいつの日か必ず取り戻しましょうね!
最初はこのプライバシーも何もないこの大部屋が嫌で嫌で・・・
何せ体温からトイレの回数から痛みの程度からご飯を残したかどうかまで
病室中に丸聞こえ・・・
座薬を入れられる場面もT字帯を逆さまに付けてしまい慌てて直してもらう時もカーテン越しの実況中継をされてしまいます^^;
嫁に差額ベッド代をお願いして少人数の部屋に移るかどうか、
ちょっと迷った時期もありました。
しかし結局、大部屋で良かったと思えるようになって来ました。
嫌でも聞こえてしまうそれぞれのベッドからの悲喜こもごもな境遇、
ちょっとしたことで2ヶ月以上の寝たきりを強いられてしまう急患さん、
些細なことで怒ったり謝ったりする方、
信念を持って手術を断り続ける方、
良くも悪くも色々考えさせられる機会となりました。
それにちょっと癖の強いおっちゃん達ばかりでしたが、
みんな出口の見えない闘病生活を必死に乗り越えようとしているわけで、多少気難しくなるのは仕方ないことかもしれません。
それは自分自身が同じように不自由な身体になってはじめて理解できたことです。
治るためにはプライバシーだの座薬拒否だのしている余裕はなく、
そのうちお尻だって簡単に差し出すようになってしまいます(*^_^*)
・・・にしても大部屋のいびきはちょっと凄かった。
いや僕も人のことは言えない可能性大ですが、24時間営業の地響き(笑)
せめて昼か夜かのどちらかだけにしてくれ~と切に願う日々でした^^;
入院最後の朝食を終え洗面所にて
きのこ先輩とご挨拶
「先輩に追いつきましたよ~!!」
きのこ先輩もこの日退院することになっていました。
退院日が追いついたことにちょっと得意げになってみたりしましたが・・・
きのこ先輩:
「何だかまだ首に何か入ってるみたいね!」と軽く一蹴
さすがは先輩です。
ぎこちない動き方の僕が無理をしているのはお見通しで、
1週間先行している先輩に本当の意味で追いつくのはまだまだ先。
そんなやりとりをしていると看護師さんが登場
「くび・くびコンビさん!!」
夜勤明けなのにいつも明るい看護師さん
手術前に迷いなく僕の頭をきのこに仕立てた張本人です。
「やっぱり早く家に帰りたい?」
そんな風に言われてしまうと妙に寂しくなって返事に詰まりますが、
それはやっぱり退院できるからこそで・・・
「元気でね!」
「何かあったら来ますのでそのときはまた面倒見てください!」
と言いかけてやっぱり縁起でもないので自粛
身支度を整えたところに義父と嫁がクルマで迎えに来てくれました。
ちょうど回診前の時間だったことや、洗面器の水をひっくり返したりする看護師さん(笑)がいたりしていつにもまして大忙しの朝、
お世話になった挨拶もろくにすることが出来ず、最後の最後にきのこ先輩にお別れが言えず少々後ろ髪引かれるドタバタ退院でした。
これで初めての入院生活は終了
まだまだ術後の痛みをずっしりと首と両肩に抱え、
右手から左手に引っ越してしまった指先の痺れも残ったままの退院でしたが、どうにか2週間の病院暮らしを乗り越えられました。
この後、きのこ頭をニット帽で隠し地下街を歩いてみましたが
久々の街中は人が多すぎて・・・
当然周りの人々は僕が手術したばかりなどとは知らないわけで、
ぶつかるんじゃないかと必要以上に気になります。
そして帰宅、
自宅はやっぱり最高です。
人目を気にすることはなく、なに不自由なく過せます。
いびきの発生源は自分だけです^^;
自宅に戻った直後、
嫁がすぐに外出してしまい独りきりとなってしまったのですが・・・
これがとても心細い!
あの嫌だった大部屋でのわがままおっちゃんとそれをたしなめる看護師さんとのやり取りが妙に懐かしく感じてしまいました。
そんなわけで・・・
僕の迷いもクビもバッサリと斬ってくれた先生
個性豊かで気難しいおっちゃんを軽くあしらう看護師さん達
貴重な休日の時間を割いて見舞ってくれた方々
手術・入院のことを完璧に忘れていた^^;実家一同
心配のメールしてくれた方々
そして、
雨の日も季節はずれの吹雪の日も一日も欠かさず病院に通ってくれた嫁
本当に感謝です。
最後にこの入院日記を見て下さった同じ症状の方
メールを下さった方
辛い病状を抱え不安と迷いの毎日かと思います。
アドバイスできるようなことは何もありませんが、
くび仲間として心より応援申し上げます。
苦しんだ分はいつの日か必ず取り戻しましょうね!
Posted by TanuCORO at 12:35│Comments(0)
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