ナチュログ管理画面 バスフィッシング バスフィッシング 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
QRコード
QRCODE
※カテゴリー別のRSSです
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

アクセスカウンタ
プロフィール
TanuCORO
TanuCORO
80年代のバス小僧が四十路を前に再び竿を握ってしまい
大の釣り嫌いだった嫁も巻き込んでのドタバタ釣行・・・
頚椎を大事にのんびり遊んで行こうと思います!
オーナーへメッセージ

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2010年04月13日

入院7日目(手術4日後)

痛み止めと言えば座薬・・・

手術からここまでの座薬使用回数は2回、
ちょっと抵抗があって痛みがあってもつい我慢してしまいます。
いや自分で出来れば問題はないんですけど、そこまで身体の自由はきかなくてどうしても看護師さんにお願いすることになっちゃうので・・・

なんとなく看護師さん達の間で
”あいつは座薬を嫌がる!”と思われ始めたような気がしてきました。

毎日毎日、座薬使いますか?と言われて
もごもごとごまかしてたのですが、

この日はとうとう看護師さんに

「座薬使ってでも動いてもらわないと看護師が先生に怒られます!」

(´・ω・`)
ビシッと言われてしょぼーんとお尻を出すおっちゃん・・・汗


朝の洗面所で一週間先輩の女性と”きのこ”ミーティング(笑)
この日は手術の痛さについてしみじみ語り合い・・・

「この手術の痛さってどうにかならないのかしらねえ~」
「こんなに痛いことが分かっていれば絶対手術は受けなかったですね!」

頷き合いながらそれぞれ病室に戻りました。


ちなみに手術後の経過はというと・・・

僕のそれまでの神経症状は全て右側の肩、肩甲骨、腕全体と痺れ
特に上を向いたときには右腕に電気が走るような症状だったのですが、
それらはすべて無くなってしまいました。
(ただしこのときはまだ上を向くことは完全に出来ませんでしたが)

そのかわり今まではなんともなかった左手の指先に痺れの症状が出現
こういうことは珍しくないようで一週間先輩の女性も同様のことを言っていました。
痺れについては今まで圧迫されていた神経が除圧されたからといってすぐに治るものではないそうで、少し長い目で経過を見る必要があるようです。


日曜日だったこの日は回診もなく、
せっかく座薬を使ったにも関わらず午前中はほとんどベッドで読書^^;

「神々の山嶺(下)」 夢枕獏 (集英社文庫) 読了



昼下がり、嫁が良く冷えたお茶とヨーグルトを持ってきてくれたので、
病棟の屋上へ



ほぼ1週間ぶりの外でしたが、
外の空気があまりにも爽やかだったことに感動してしまいました。
これを知ってしまうと病室に戻るのがちょっと辛い。

仕方ないことですが病棟の中は薬品や諸事情で入浴できない人達やその他の要因による臭気でどうしても空気が澱んでいる感じがします。

・・・もっともその発生源の一部は自分自身だったりするんですけど(笑)


澱んだ病室に戻ってからしばらくまったりと・・・
嫁は昨日差し入れてもらった”ルアマガSALT”をパラパラ読みながらクスクス笑っていました。
この人もすっかり変な人間になっちゃったなあ~と思いながら^^;
僕の方も読書

「葉桜の季節に君を想うということ」 歌野 晶午 (文春文庫)


夕方、行楽帰りの嫁親戚一同がたくさんの甘いもの持参で訪ねてきてくれました。
病院食ばかりだとやはりデザート系の差し入れは大変ありがたいです。
スイーツ保管のためTVカード100度数にて備え付け冷蔵後を初使用。


この日の握力は右46kg、左40kg
まだまだ日々回復しているという実感は全くありませんでしたが、
少しだけ起き上がっていられる時間が長くなってきたような気がしました。
  


Posted by TanuCORO at 02:40Comments(0)頚椎治療日記

2010年04月12日

入院6日目(手術3日後)

いつものように朝6時起床

洗面所にて、
まだ下を向いて顔を洗うことが出来ないのでおしぼりで顔を拭いていると、ちょうど僕の1週間前に同じ手術を受けた女性が来たのでご挨拶

何故同じ手術を受けたのが分かるかというと・・・






同志の証はきのこの山!(*^_^*)



僕より少々年上と思われる女性、ご自身の経過を色々と教えてくれます。
それに1週間後の自分を想像することも出来て非常に参考になる訳です。

何よりも同じ傷を持ち、同じ痛みを味わい、同じきのこヘッドの人が歩いているというだけで心強くなってきます(笑)


朝の点滴を終えて看護師さんに身体を拭いてもらっていた時
その看護師さんが僕の両足の異変を発見・・・

なんのことはなく、ただスキーブーツで強く当たる部分が腫れて皮がピロピロ剥けていただけだったのですが、
手術を受ける直前までスキーに行っていたことがバレバレ(・_・;)


握力測定は前日から一気にUPのひさびさ左右40kg超え、
痛みで身体は自由に動かないから実感がわきませんが、徐々に力が入るようになってきたのかも知れません。


午後になって会社の上司が突然の訪問
まだ長時間起きているのは辛かったので30分ほどの面会でしたが、
そのうちの27分ほどは仕事の話と職場の愚痴・・・

ここ、会社帰りの立ち飲み屋じゃなくて入院病棟なんですけど(苦笑)


直後に今度は実家の母親と妹に姪っ子達という超強烈女軍団登場
このメンバーとは正月以来の再会でそのときに手術をすることを告げるとかなり強く反対されたのですが、身体がちゃんと動くところを見て安心してくれたようでした。

まあやっぱり実の息子ともなると心配だったのかな~とも思いますが、
その手術や入院の日程を完璧に忘れていた事実も見逃せません(笑)


この日は嫁も早目の帰宅だったので夕方はしばらく読書

「神々の山嶺(上)」 夢枕獏 (集英社文庫) 読了

「神々の山嶺(下)」 夢枕獏 (集英社文庫)


夕食後、今度は嫁の叔母とそのお仲間である”どら猫”さんが
わざわざお見舞いに来てくれて・・・
楽しいお話にドラ焼き、
それに



ストライクゾーンど真ん中の差し入れに感謝感謝ですm(_ _)m
もっともバイク雑誌は少々危険球気味(笑)


この日はちゃんとハミガキ前に差し入れのドラ焼きを平らげ、
(入院患者にしては)慌しい1日が終わりました。
  


Posted by TanuCORO at 00:38Comments(0)頚椎治療日記

2010年04月03日

入院5日目(手術2日後)

この日の晩は病室(大部屋)で寝ました。
起き上がっているよりはましですが、横になっていてもまだまだ手術の痛みは強くあまり寝ることが出来ませんでした。


朝、痛み止めの座薬(ボルタレン)を1発!

座薬はとても抵抗があったのですが、
(身体の自由がきかず自分で入れられないため)
看護師さんのすすめもあり恥をしのんで入れていただきました。(・_・;)


本日の回診は院長先生
病院のHPなどで拝見した限りではちょっと偉そう!と思っていましたが、
(院長なので間違いなく偉いのでしょうけど・・・)
こちらの勝手なイメージとはかなり違いとても気さくな感じでビックリ!

「今から尻尾を取ってあげるね~♪」と
首から出ているドレンチューブを外す用意を始めました。

全身から冷や汗が出てきました。
もちろんこの煩わしいチューブは早く取り去ってほしいのですが、
手術後のCT画像を見た限りではこのチューブ結構首の真ん中まで入ってるんです。
それをズルズル引張りだすのって・・・考えるだけで怖すぎる((;゚Д゚)




・・・と思いましたが、
ヌルっと簡単に抜けて、
絆創膏をサッと貼ってあっけないほど簡単に終わってしまいました。

何で首に刺さっているものを抜いて痛くないのか全く理解不能ですが、
とにかくこれで点滴の時間以外は自由の身となった訳です。


午後の検温では相変わらず微熱
握力は右36.5kg 左30.5kg 前日と比べて微増。


まだまだラジオ体操第一の序盤程度も出来ないほど身体が動きません。
腕を水平に上げるのも痛くて辛い状態です。

ということでほとんどの時間はベッドに横になっていました。
この日からは読書を再開、楽な読書スタイルを開発しました。
それは仰向けになって両腕を天井に突き出し本を持つという体勢・・・
これが一番疲れませんでした。

本までがちょっと遠いのですが、幸い視力は良いので問題ありません。
最近ちょっと老眼気味で近くの細かいものが見えませんが・・・^^;


先日から理学療法士の方が来てくれるようになりました。
首、肩のマッサージとその周辺の筋力をつけるための運動を15分ほどやらなければなりません。

前日の療法士さんは割とソフトだったのですが今日の人は随分グイグイと来るので少々痛い!
でも最後にその方、「俺も年末に同じ手術したばかりだから・・・」
そう言ってご自分の首をチラッと見せてくれました。

”同じ傷をもつ男”の出現はなんとなく心強い気がしてきます。
・・・痛かったけど^^;


夕食の後、この日はプリンを差し入れに嫁がやってきました。
痛みはまだまだでしたがドレンも抜けたし、少しずつ余裕が出てきた感じがします。プリンも美味しかった♪


今晩は寝られるといいな





・・・と思ったら津波に襲われる夢を見て、またしても眠れぬ夜に
釣りをしていて岩場をどんどん進んでいったら津波が押し寄せてきて戻れなくなってしまったのです。

渦を巻く水の流れが印象的なとても怖い夢でしたが、問題はその場所
僕は富士山のすぐ近くの湖でバス釣りをしてたんですけど・・・^^;
  


Posted by TanuCORO at 00:10Comments(0)頚椎治療日記

2010年04月02日

入院4日目(手術翌日)

果てしなく長い夜は突然部屋が明るくなって終わりました。
ほとんど寝られなかったように思います。
蛍光灯が点灯する瞬間もしっかり見ていました。


朝6時、ようやく身体からいろいろなケーブルが取り外されました。
心電図や血圧測定のバンド、足の圧迫用バンド・・・
寝たままでしたがこれだけでも随分身体が軽くなったように感じます。


採血のあと、いよいよ起き上がることに
起き上がり方は前日練習しておいたとおり一度身体を横に向けまず両足だけベッドから下ろし上体は手すりを掴んで徐々に、

そして頭が枕から離れた瞬間・・・






痛~!





麻酔から覚めた直後ほどではないですがそれでもかなりの痛さです!

とりあえずは身体を起こすことが出来たので看護師さんに手伝ってもらい手術着からパジャマに着替えをすることに
一時的に乱れたふんどし(T字帯)一丁というスタイルになりますが、痛さのあまりそんなことを気にしている余裕はありません。

せっかく立ったところでなんとかトイレまで歩いていきました。
肩や腕の自由がきかず水洗のレバーや手洗いですら苦労しましたが、
夜苦しんだおしっこ、立った状態ではすんなりと出来てまずは一安心。


朝食はお粥、前の日ほとんど食べてないのですが食欲が出ません。
なんとか半分ほど口にしたところで先生が登場!
僕があまりにも痛そうにご飯を食べているところを見て

「痛いでしょう!こんなもんです。」とにっこり

その後「もう首も曲げられるからね」と言いながら
僕の頭を軽く右に左に・・・






のわ~!




正直なところ先生には”騙された”と思いましたがあとの祭り・・・^^;



立ってしまうと今度はベッドに横になる動作も大変でしたが、首に頭の重さが掛かっているとすぐに痛くなるのでなるべく横になっていました。
しかし病院は甘やかしてはくれません。

朝食後すぐにCT検査の呼び出しがあり、一応看護師さんは付き添ってくれるのですがもちろん検査室までは徒歩です。
(大した距離ではないんですけど・・・)


CTの技師さんには

「手術の翌朝にしては割と平気そうにしてますね!」
と言われましたがもちろん120%やせ我慢
歩いていけ~と言われなければ絶対に歩いてないです(笑)


その後は病室のベッドまで歩いて戻りしばらく横に・・・
横になっても痛いことには変わりがなく暇つぶしの読書も音楽を聴くのも辛いので、ただ横になっていただけでした。


そして首からはこのドレンチューブが出ていて、とても煩わしいのです。


トイレに行くにもこの”血だまりBOX”持参(-_-;)



午後の検温では少々微熱
握力は右36kg 左30kg 手術前とさほど変わりません。


昼下がりに半日休暇をとった嫁が来てくれました。
そして夕方には義母までもがわざわざお見舞いに
ロールケーキを持ってきてくれたので休憩所へ


もちろんどこへ行くにも”血だまりBOX”肩に掛け



甘いものは非常に美味しかったのですが、あまり長時間椅子に座っていることができなかったため早めに病室へ
この日は嫁も早めに帰宅しました。


夕食もおかゆ、食欲はあまりなく半分くらい
ロールケーキはいくらでも食べられるんですけどね^^;


ハミガキはかなり大変でしたがなんとかしました。
顔を洗うのは下を向くことが出来なかったのでおしぼりで拭くのが精一杯
それでもとりあえず寝る準備は出来ました。


と、ロールケーキがもうひとつ残っていたのを思い出しました。
ハミガキしたばかりなのに・・・

病室は暖房がきいているので今日中に食べないとケーキは駄目になりそう
でもそれを食べてしまったらもう一度ハミガキ~?


迷いました。
ケーキを処分するか、
食べてもう一度ハミガキに行くか、

散々迷った挙句






・・・ケーキを食べてそのまま布団に入りました^^;  


Posted by TanuCORO at 00:16Comments(0)頚椎治療日記

2010年04月01日

手術の夜

手術後の夜は果てしなく長い・・・
事前にたくさんの頚椎闘病記を読んでいたら皆さん例外なく書かれていたので覚悟はしてたのですがこれが本当に長かったです。


付き添いの嫁が帰って消灯後、
すこし落ち着いてきたので自分が置かれている状況を確認してみました。
場所は大部屋の病室ではなく自分ひとりだけの回復室と呼ばれる部屋、
そして身体に何が繋がっているのか・・・

 ・酸素マスク
 ・心電図用として胸から数本のケーブル
 ・左腕に時々膨らむ血圧測定と思われるバンド
 ・右指人差し指になんだか良く分からないセンサー(?)とケーブル
 ・両足には一定感覚でエアー圧迫してくる血栓予防用(?)のベルト
 ・首から出ているドレンチューブ
 ・時々点滴


特に嫌だったのが血圧用のバンド
肘の部分も含めて結構強く巻いてあるため、肘が曲げられず時間が経つにつれ痛くなってきました。

そしてドレンチューブ
別にどうってことはないのですが、自分の首から出ているチューブが容器へ繋がっていて赤い汁(血か?)が結構な量出ているような気がします。
看護師さんが何度か溜まった赤い汁を他の容器に移し替えていましたが、そのときの”とくとくとく”という液音

・・・う~ん、気持ち悪い(-_-;)


と、このような感じなので基本的には仰向け安静しかありません。
ただ長時間の仰向けはかなり辛いので時々自力で横向きになりました。
その際気をつけてはいたのですが足の圧迫用ベルトが外れること一度、心電図は数回外れてしまい物々しい警報音を何度か鳴らしてしまいました。

心電図のアラームが鳴ると看護師さんがすぐ来てくれます。
しかし度々鳴らすとすぐには来てくれなくなります(笑)
ナースコール代わりに使った訳ではないのですが・・・


手術後の痛みは相変わらずで、少しうとうとしてもすぐに目が覚めてしまいます。見回りに来てくれた看護師さんに時間をたずねて、

「1時です」
と言われたときの絶望感は未だに忘れられません^^;
全身麻酔の時には一瞬で過ぎた時間が今度は全く進まなくなりました。


こういう辛くて痛くて長い夜は・・・
特に何かをしてくれるという訳でもないのですが時々やってくる看護師さんの存在がとても大きかった!
もう近くにいるというだけで心強くなります。
たまに酸素マスクをずらしてストローを使ってポカリスエットを飲ませてくれたり話しかけてくれたり本当に有り難かったですね。

しかしポカリを飲みすぎると・・・

例によって尿瓶抱えて悶えることになります(・_・;)
朝まで合計2~3時間は尿瓶抱えて打ち震えていたように思います。
このおしっこがなかなか出せないというのも本当に辛かった・・・


手術の大変さが今さらながら身にしみた夜でした。  


Posted by TanuCORO at 00:21Comments(0)頚椎治療日記